新湘南電鐵 横濱工廠archive

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2010年 07月 14日

本日の作業:EF58-4の車輪交換

 先日入廠したKATOの試験塗装機EF58-4ですが、自慢のローフランジ車輪が災いして直線区間で脱線事故を起こしたため暫く運用から外れておりました。このたび通常フランジ車輪装備で下廻りグレー成型のKATO 3020-7 小窓特急色塗装機が調達できましたので車輪を振り替えることにしました。
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 この車輛は中古ですが、台車だけをAssyパーツで購入するより安価に完成品を入手できました。車輪に走行痕もなく、PS15パンタグラフが多少ふらつく以外はかなり美品で、走行音も静粛です。
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 動力系はEF58-4と全く同等で走行履歴も少なそうなので台車を分解して車輪だけ交換することにします。手前がEF58-4、向こう側が小窓ですが、フランジ高さの違いが分かりますね。しかし台車枠などは全く共通部品です(厳密には集電板の形状が少しだけ異なっていました)。
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 台車枠を外して車輪だけ入れ替えていきます。ついでにトラクションタイヤを1軸に集中する処置もしておきました。このとき、ローフランジ車輪の第3動輪即ち空転輪のタイヤが2軸とも少し輪軸から抜け出していて、バックゲージが広くなっていることに気付きました。もしかすると脱線の主原因はこれだったのかも知れません。
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とりあえずEF58-4の車輪交換が完成しました。先台車も以前に購入した3020-7D3と交換してハイフランジ化してあり、同時にカプラーをこの機の標準であるカトーカプラーNからナックルカプラーに交換しましたが、グレー成型品の調達にちょっと手間取りました。ナックルカプラーはそのままでは取り付かないのでピン穴に真鍮パイプを通し、シャンクの幅を2.5mmに加工して組み込んであります。
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早速、旧客15輌を牽引して周回試験線を試走させましたが、脱線しまくりの前回とは打って変わって、フライホイールの威力を存分に発揮しつつ至ってスムーズに駆け抜けていました。
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 ちなみに、ローフランジ化した小窓機も試走させてみましたが、特に問題なく走行しました。今となっては原因ははっきりとは分かりませんが、やはり第3動軸のバックゲージに問題があったのかも知れません。
 車輪を供出した3020-7小窓特急色塗装機は暫くの間、当分廠維修班の教習機としてKATO製フライホイール装備機に対する分解整備作業の習熟に寄与して貰うことにします。その後についてはローフランジのまま静態保存機とするか改めてハイフランジ車輪を調達して運用に復帰するかは現在のところ未定です
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by nari-masa | 2010-07-14 22:02 | 旧型電関(N)


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