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2009年 09月 24日

GM製TH台車のTH2100「タイプ」化(2)

GM製TH台車の加工要領です。
使用工具:ニッパーとNTカッターです。ニッパーはプラモデル用の精度が高く切れ味の良いものを使います。私はタミヤのものを使っていますが、ハセガワなどからも出ています。金属などを切ったものは刃が欠けていてカットした面に傷が残ります。
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NTカッターは仕上用です。カッターの刃は折って切れ味のいいところを出して使います。彫刻刀のほうが使い慣れているという方もいらっしゃるでしょうね。

注意1:
この台車は力をかけるとすぐ折れます。特に集電対応(完成車輌に装着)のものは、集電板を組み込むスリットのところが極端に弱く、少しの力でも折れます。
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注意2:
ニッパーには微妙なクセがあり、技能的な要素もありますので、この手順通りに加工しても同じ結果が得られるとは限りません。

加工手順:
(1)台車を車体から外し、車輪と集電板を抜いておく。

(2)N1000形用のTH2100AまたはBのみ、台車枠の端面をガイドにニッパーで踏面清掃装置を切断する。
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(3)台車枠上面の斜めのラインをガイドにブレーキシリンダー配管表現にニッパーで切り込みを入れる。
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(4)台車上側から配管表現をニッパーで切り落とす。
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(5)ニッパーの刃が台車枠表面と平行になるように注意してブレーキシリンダーを削ぐように切り落とす。
 ※慣れてくると仕上げ代を最小限にして、ほとんどニッパーだけで切ってしまいますが、最初のうちは多少仕上げ代を残して感覚を掴む方がいいかも知れません。
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(6)台車枠上面のラインが直線状になるようにニッパーでブレーキシリンダー切断跡の盛り上がりを切り落とす。
 ※これも慣れてくるとほとんどニッパーだけで切ってしまいます。
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粗粗切断が完了した姿
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(7)NTカッターで台車枠表面と上面のブレーキシリンダー切断跡を平滑に仕上げる。
 ※切り込み過ぎに注意。材質の関係で、切り込み過ぎると後から復元できません。

(8)車輪および集電板(動力台車は内台枠)を組み込み、車体に装着する。
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作業時間:
慣れれば1個(両側)3~5分、1編成8両分16個32箇所が1時間~1時間半でできます。
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by nari-masa | 2009-09-24 23:22 | 小加工・改造(N) | Comments(0)


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